【月の恋人-歩歩驚心:麗】チェジモンって何者!?
こんにちは。halmomです。
皆さん月曜日ですヨーーー^^
さて、予告通りチェ・ジモンに関して。
キム・ソンギュンさんが演技しているからか、少し面白くてミステリアスな魅力的なキャラです。
応答せよシリーズでも面白かったですもんね。ソ・ドンイルさんとのケミも相変わらずいいですし
ただ、他の時代や他の王様の時はあまり見ない職種についてるので
史実に残っているチェ・ジモンを調べてみることにしました。
実在しているキャラなので、同じ時代の他のドラマでも同じように出てきますが
どのキャラも王建に絶大な信頼を得ているのでどうやって登用されたのか気になるところです。
5歳の頃から学問を始めて、10歳からは、高麗初の偉大な学者だった대광(大匡) 현일(玄一)の元で教授を受け経書、史書、諸書、修学、哲学、天文地理、易術などを広く学びました。特に天文と易術に関しては天才的であったそうです。
もともと、豪族の子孫ですが性格は非常に穏やかで英明だったと記録にあります。
ようは、神童だったってことですね。
この時期太祖王建(7年目)はある日不思議な夢を見ます。
その夢の解釈を聞くために臣下に夢の解釈が出来るものを連れてくるように命じたところ、18歳のチェ・ジモンの名がすでに全国的に知れ渡っており、白羽の矢が立ちます。
ですが、臣下がチェ・ジモンの元に行くとすでに家はもぬけの殻で3日前にどこかに行ったと言われ呆然としてしまいました。
その時チェ・ジモンは既に皇宮の門の前に立っていました。
「王命を受け、こちらにやってまいりました。」というジモンですが子供の戯言だと相手にしてもらえません。「王が大きな夢を見られたというので解釈するためにやってまいりました」と、臣下が伝えられなかったにも関わらず三日前に星を見て自分で未来を予測してやってきた、という伝説のような話があるそうです。
そして、王建の見た夢を「必ず三国を統一する夢」だと解釈したチェ・ジモンは
王建からかなり気に入られて、この時名前を本名のチョンジン총진(聰進)からチェ・ジモン최지몽(崔知夢)に改名し공봉(供奉)として、直接任命して可愛がったそうです。
南の方の人間は登用しないとしていた王建が南海のチェ・ジモンを登用したというので
よほど気に入ったと言われています。
他にも、登用後に星見でいろんなピンチを救ったとあり
占星術師としてかなり優秀だったため、それなりに権力もあったようです。
最終的には81歳まで6人の王に仕えたという記録があります。
ふむふむ。
では、この공봉(供奉)という仕事ですが。何かというと
예문춘추관(藝文春秋館)の一部で
王の言葉を聞き、命令書を書く正六品という官職
ですって。
知らない言葉がたんまり…あぁぁぁぁ…
예문춘추관(藝文春秋館)
高麗時代に教命(皇太子と妃などの命令を下す文書)と国史に関する仕事を担当していた機関とあります。文書関係はここが担当してたってことかな?
李氏朝鮮に入ってからも形を変えて残っている機関だそうです。
の中でも、王の言葉の命令書を管理してたんなら相当偉いですね。
ドラマの中では첨성대という塔によくいますが、ここは天文観測台です。
いろいろ資料を漁ってたら、似たような時代に日本では安倍晴明がいた、というような
ネタもありました。どの国も元は中国からこういう占星術が伝わってそうですね。
安倍晴明にも詳しくないのでよくわからないですが。
にしても、似たような時代に似たような仕事で頭角を現した人物がいたことは面白い事です。
今日はちょっと歴史の話なのでつまらなかったかもしれませんが、また何かきになるネタがあれば調べてみますね。
では、また〜〜