【月の恋人-歩歩驚心:麗】皇子の家事情を覗いてみよう! その2
こんにちは。halmomです。
では、予告どおり!各お家の事情を見ていこうかと思います。
ちょっとまとめるのが大変だった(汗
ドラマの中の兄弟の順番と史実の順番があってたり、違ってたりしました。
明確な資料が残ってない人に関してはドラマの都合のいいように変更してるみたいです。
なので、ここに書いてあることは史実ではないのでご注意ください。
その1はこちら
あと、文章が長いので御覚悟を。
そして間違ってるところもあると思うので、また教えてください。
第1夫人のお家事情
신혜왕후(神惠王后) 유씨(柳氏)

本家は정주(貞州)
高麗を建国する前から婚姻関係があったようですが王位を継ぐ子供がいませんでした。
王建が一目惚れしたっていう話が残ってたり、人格者だったという話があったりで
他の王妃に妬まれそうですが嫡男がいなかったので権力争いには巻き込まれなかったみたいです。
ドラマの中には出てきません
というのも割と早くに亡くなっているので
第2夫人のお家事情
장화왕후(莊和王后) 오씨(吳氏)

ナジュ(羅州)の豪族のオブドンの孫娘で오다련(吳多憐)の娘
第1皇子 ワン・ム 왕 무(王武)
高麗建国に一役買ったと言われていて、羅州呉氏の家門は主要な輸送経路だったヨンサン(栄山)江一帯を管理していたそうです。史実では、ワンムが高麗第2代王の恵宗なって王后の名前をもらったという流れのようです。
ここのお家はパッと見はいいお家柄のようだけど、どうも豪族の中ではそんなに強い方ではないらしく初期は良かったけど今はあんまりみたいです。
お母さんも出てきませんしね。
ということで、ワン・ム(王武)の立場も長男でなければちょっと不安定な立場だったようですね。
ただ、王建が35歳の時にできた初めての子供だったので可愛がってたみたいです。
ドラマの中では体調もあんまりだし、武芸もワン・ソと比べるとあんまりって話も出てるし微妙な立場ですな。
第3夫人のお家事情
신명순성왕후 (神明順成王后) 유씨(劉氏)

忠州 ユ・グンダル(劉兢達:유긍달)の娘
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第2皇子 ??? 死亡
第3皇子 ワン・ヨ 왕 요(王堯)
第4皇子 ワン・ソ 왕 소(王昭)
第14皇子 ワン・ジョン 왕 정(王貞)
いろんなドラマでここのお母さんは欲深くて悪そうな描かれ方をしてますね。
歴史的には2人の息子を最終的に王位にしていたり、と権力欲が強そうに見えるのかな?
実家の力はno,1です。どおりで息子まで偉そう。
ドラマ中では第3皇子ワン・ヨをもう豪族との政略結婚を進めたり、国母になる準備万端なのです。
史実ではワン・ヨは病弱な感じでしたけどこっちだと元気そうですねw
他のドラマでは気弱で繊細なイメージでした。ここら辺の性格はドラマの中でかなり自由に幅をもたせてるのかな?
で、多分ワン・ソの顔に傷をつけるキッカケとなった
死亡した息子ってのは長男の設定だと思います。史実でも長男の記録がかなり残ってないらしくおそらく早くに死んだんだろうと言われてるので、こういう設定なんでしょう。
実際は5人の息子がいるんですが4人ってことになってますね。
第4夫人のお家事情
신정왕후 (神静王后皇甫) 황보씨(劉氏)

黃州 황보제공(皇甫悌恭)の娘
第8皇子 ワン・ウク 왕욱(王旭)-
ヨナ 황보연화
ここのお家のお母さんはドラマによって野心があったりなかったり。
基本的には温厚で人格者の描かれ方ですが、今回のドラマの中では、策略によって一度王建に誤解されて宮中から追い出された過去を持っています。
ワン・ソの家のお母さんからは常に牽制されて大変そうです。
詳しい内容はわかってませんがワン・ソの家のお母さんが関わってて、その過去によって辛い目にあったヨナ姫がさらに権力欲を持つキッカケになっているようです。
ちなみに同じ題材のドラマ「輝いたり、狂ったり」でもこのお家は過去に殺されかけているので史実でも松岳から一度追い出されるなり、危険な目にあっていると予想できます。が、明確な資料がなかったのでちょっとわかりません。
そんな不幸な一家をもう一度松岳に戻すキッカケになったのがヘ・スの従姉妹の姉、解氏夫人と第8皇子ワン・ウクとの政略結婚です。
なので、ここのお母さんは解氏夫人に義理がありとても大事にしてたということです。
ちなみに解氏は漢山地方の豪族。これは完全にドラマ設定ですね。
史実では、こんな結婚はなくて第8皇子ワン・ウクは異母兄弟の妹と結婚しています。
この家。ややこしいですね。
実家の力はまぁまぁ?
第5夫人 신성왕태후(神成王后) 김씨(金氏)

新羅の王族出身
第13皇子 ワン・ウク(ペガ) 왕욱(王郁) / 백아 (伯牙)
あれ!?思ってたより全然権力争い圏内。
てっきり正妃じゃないと思ってた。と思って調べてみると
当時は王后扱いではなかったらしいです。新羅は高麗に降伏して滅亡してるので王様の孫と言っても今はなき国なのでということかな。
のちの王様によって王后になってるけど、ドラマの時代の中では王后じゃないならやっぱ権力争いの圏外かな。
新羅の王族がおじいさんという話が7話のワン・ヨの話に出てきますね。
難民の話で、国が滅びるのは一瞬だからな、と暗に新羅の話をします。しかも「今は媚び諂ってるんだからな」とバカにされたのをワン•ソが「俺らだって王の前だと何にも言えないのは同じだからどんぐりの背比べだろ」的なことを言ってかばってくれたことでペガとワン・ソの距離が近づくエピソードがあるくらい兄弟格差は広がってますね。
ということで実家の力はかなり小さく。
ウクの奥さんの解氏夫人にも想いを伝えられないくらい弱い地盤だったようです。
ちなみに今後ラブラインが想定されている後百済のお姫様とは、新羅と後百済の関係がキーになりそうですな。それとも高麗と後百済かな?
第6夫人 貞徳王后柳氏
ドラマの中には出てきません
ここから先は正妃以外の子供なので
後継者争いからは抜けてるんだ!知らなかった!
知ってた!?ちゃんと聞き取れてる人は知ってたんだろうか!?
第9夫人 동양원부인 (東陽院夫人)유씨(庾氏)

平山出身 功臣 삼중대광(三重大匡) 유금필(庾黔弼)の娘
第9皇子 ワン・ウォン 왕원(王垣)
実家に関しての史実はほとんど残ってないみたい。
けど、武将の娘だからそんなに強くはなさそうですよね。
今のところかなり影が薄いこの皇子。いつか活躍してくれるんですよね?きっと
関係ないけどここチェリョンとなんか繋がってるよね。
第16夫人 소광주원부인(小廣州院夫人) 왕씨(王氏)

京畿道光州出身 功臣 王規(왕규)の娘
第10皇子 ワン•ウン(王銀)
ドラマでどうなるかわからないのですが、史実だとおじいさんのワンギュが
ワン・ウンを王位にあげようと「ワンギュの乱」なるものを起こします。
ってあれ?圏外じゃないのかな?よくわかりません。
ワン・ムを暗殺しようと試みるが失敗したために、おじいさんは処刑されてます。
ドラマだとどうなるでしょうね??
おじいさんは出てきてなかった気がします。かわりに暗殺はワン・ヨが試みたからこれで終わりかしら??
さて、ここにワン・シンニョムという王建の従姉妹も関わってくるんですが、ドラマではこのワン・シンニョムは出てきてるのでどういう展開になるか気になりますねーーー
ということで、皇子達のお家の事情でした!
長い記事を皆さんお疲れ様でした!
少しは皇子の家の事情が分かったでしょうか?
さすがに頭パンクしそうなのでこのくらいでーーーー